ボブ・ディランと犬 N◯VERまとめ

Posted on 2016年6月3日金曜日


ボブ・ディランといえば愛犬家として有名だ。
ボブは動物好きで、様々な動物達と共に写真を撮っている。サラと結婚して家を建てた時は馬に乗ったまま家に入ろうとしてたぐらいだ(叶わず)。
しかしボブといえば「犬」である。
60、70年代は猫と撮影されたものもあるが、犬と佇むボブの写真が多いのはボブが犬好きであることの証明にほかならない。

今回は一人と一匹(後述)の誕生日記念企画。私が集めたボブと犬の画像まとめです。

1990年ボブのアトリエにて 隣にいるのはブルマスティフのブルータス

Happy Birthday Bob!

まずはハッピーバースデイ!
5月24日は我らがボブの誕生日!
遅くなったけど、75歳おめでとう!!

それとほぼ同時に、新譜「Fallen Angels」が発表された。
タワレコなら国内盤が特典付きだが、それもジャケットデザインそのままの四角い缶バッジ。色も暗いし、小さいから絵がよく分からなくて全く有り難みがない(でも一応キャスケットに付けた)。

ボブにはいつまでも創作意欲のあるアーティストでいて欲しい。
私の予想では、今年中にオリジナル曲で構成されたアルバムがアナウンスされるのではないかと。理由は「ほぼ4年ごとにオリジナルが発表されている」という例のデータからだが。まぁ、あれも実際はかなり幅のある話だし、根拠はない。

Fallen Angels のレビューはまた後日に。

犬も買ったそうです

実は24日はボブの誕生日だけでなく、こいつの ↑ の誕生日でもありました。
こちらは1歳に。人でいうなら17歳ぐらいらしい。
おめでとう1歳!

そんなわけで今回は特別企画です。

トップに載せたストライプ柄パンツのボブと、ブルマスティフの写真は特に私のお気に入り。
1990年、場所はウッドストックのスタジオ。David Michael Kennedyによる撮影だ。1990年と言えば Under The Red Sky を発表した年である。
隣の犬はブルマスティフという犬種。
ブルマスティフとはブルドッグとマスティフの交配種(だと言われているだけで証拠は残っていない)で、19世紀から邸宅や農園の番犬として活躍していたそうだが、犬種として認められたのは1924年と最近。イギリス原産の犬で、オスなら60キロになるものもいるという。


1968年 雑種犬
雪の中で犬と遊ぶボブ。ボブは手袋を使って遊んでいる。犬はあまりに楽しくて思わず寝転がってしまったのだろう。お腹を出しているのはボブに心を開いている証拠だ。
撮影は Elliott Landy 。Nashville Skyline のカバー撮影のために、ウッドストックのスタジオの外でボブの飛んだり跳ねたりする写真をいくつも撮っている。これもその間に撮られたもの。




1970年 コリー
あれ!?二匹いる!?
お前、何モグモグしてんの??
撮影はJohn Cohen。
この犬とのショットはいくつも残っているが、名前は分からない。撮影用の犬だろうか?しかし正面から優しく頭を撫でる光景に、犬との絆を感じる。
コリーという犬は元は牧畜犬で、羊や牛を追う犬である。穏やかで人との共存に向いている一方、使役犬として本来持っている体力を持て余さないよう十分な運動が必要である。
名犬ラッシーでも知られたように飼い主に忠実であり、バイタリティーに溢れた若きボブにピッタリなワンコだ。

背景に注目


1975年 ビーグル

1975年10月、ローリングサンダーレヴューの最中に撮られた写真。場所はマサチューセッツ、ノースファルマスのホテル。ローリングサンダーレヴューの記録を撮っていたライターのラリー・"ラッツォ"・スローマンは、ボブの母に会い、ボブの子供達のベビーシッターをしながら、彼の犬を散歩までさせていたという。
撮影はKen Regan。このブログのトップ「肩肘をつくボブ」も同じホテルで彼が撮影したものだ。

ツアーのラストNight of Hurricane の集合写真。NY マディソンスクエアガーデンにて
 隣で電話をしているのはクリス・オーデル


1983年 野良犬?
1983年、Lynn GoldsmithはNYでボブの写真を多く撮影している。これはそのうちの一枚。
傍の犬は、この写真にしか登場しない。見たところ首輪もしていないし、もしかしたら野良犬かもしれない。犬とボブの微妙な距離にも納得。


1985年 ブルマスティフのブルータス
1985年、カリフォルニア、ズマビーチにて。
ブルータスはこのブログ記事の最初の写真で紹介した犬である。
この写真の左側に日本語の告知のようなものが見える。何に掲載された写真なのか分からないが、どうやら Infidels の発売を知らせるもののようだ。David Michael Kennedyによる撮影。

ボブがキャサリン・ヘップバーンに宛てた手紙

上の手紙はボブが隣人だったキャサリン・ヘップバーンに書いた手紙。

 

 親愛なるキャサリン・ヘップバーン様

私の娘があなたの隣の借家で卒業パーティーを催しています(犬のいる家です)。時間は7時半から10時。もしお立ち寄りになれるのでしたら、他の誰よりも歓迎します。
                              ボブ・ディラン



残念ながら、彼女はパーティーに来なかったらしい。しかしボブのツアーマネジメントをしていたヴィクター・メイムーデスの著書(共著)「Another Side of Bob Dylan : A Personal History on the Road and off the Tracks」によると、彼女はこのブルマスティフのブルータスを気に入っていたようだ。ブルータスはキャサリン宅の花壇にいつも座っていた。160ポンド(72キロ)の犬が花壇に寝転ぶのではとキャサリンは心配していたが、ブルータスは決してそうはしなかったという。ブルータスはキャサリンの花壇をトイレにしていた。著者は「庭の肥料のせいだろう。もしかしたらブルータスは糞で肥料の助けをしたかったのかもしれないし、あるいはそこにいつも糞があるので、自分もそこでするのが当然だと思ってたのかもしれない。彼女がやってきてあの甘い声で私を呼べば、ブルータスが糞をしたのだと分かって即座にビニール袋を掴むようになってたよ。 なぜなら彼は5ポンド(2キロ)ものうんこをしたはずだからね。この犬はそれだけのうんこをする犬だった。これがもし小さな犬なら彼女は気にもしなかったのだろうが」と、書いている。


1993年 ジャーマン・シェパード
この一連の画像は、1993年にリリースされた World Gone Wrong に収録されている Blood In My Eyes のPV撮影時のもの。場所はロンドンのカムデン・タウン。写真撮影は、PVを撮ったデイヴ・スチュワートの友人Ana María Vélez Woodによる。
連れているのはジャーマンシェパードだろう。
シェパードは牧畜犬として近代になってから作出された犬で、今は警察犬や警備犬としておなじみだが、実はこの犬、もともとは立ち耳ではないと知っているだろうか。
シェパードの子犬は垂れ耳である。生後2ヶ月頃になると「断耳」と言って耳介を一部を切り取り、副木を当て包帯で巻き耳が立つよう固定する。このような断耳を行う犬種は多く、グレートデーン、シュナウザー、ドーベルマンなどが有名だ。なぜこのようなことをするかというと、過去は「攻撃を受けた時などに耳を狙われないよう」「威嚇のため」という理由があったそうだ。今では「伝統を守るため」だけに行われることが多く、それでは人間の勝手ではないかと断耳に反対する人も多い。
同じような行為として、断尾と言われるものもあり、こちらは狩猟犬や闘犬が尻尾を痛めないように短く切るというものだ。断尾は生後数日で行われるため、ペットショップなどで子犬が販売される頃にはすでに短くなっている場合が多い。日本では人気のトイプードルも断尾をする犬種である。


2001年 ジャーマン・シェパード

2001年8月21日、コロラド、テルライドのタウンパーク。
撮影はローリングサンダーレヴューの時期に「ビーグルとボブ」を撮ったKen Regan。
この写真はツアーでコロラドを訪れた際、コンサートの前の散歩に出かけたボブが休憩を取った時に撮られたという(ほんまかいな。めっちゃキメてるやん)。
連れているのはシェパードのようだが、やや痩せている。顔の黒い部分が多いことから、93年にPV出演した犬かもしれない。だとすると10歳ぐらいだろうか。大型犬で10歳といえばかなりの高齢ということになるだろう。ボブの相棒として、長くツアーに同行したのかもしれない。

同年11月ブルックリン
移動遊園地にある「世界一小さな女性」のポスターに描かれたセントバーナード
撮影はDavid Gahr

2013年 イングリッシュポインター?
 2013年に発表されたボブのアイアンアートのひとつ。
タイトルは「無題8」。
中心にある犬のシルエットが印象的だ。頭が小さく、尻尾が細く、毛の短い垂れ耳の犬であることから、イングリッシュポインターではないかと言われている。もしかしたら今はこのような形の犬と暮らしているのかもしれない。

拡大

まとめ
さぁて「愛犬家ボブ」の姿を堪能していただけただろうか。
全体を見渡してみて思うのは、ここに撮影用ワンコはほとんどいないということだ。写真に写っている犬とボブの様子からは、とても強い絆が感じられる。写真からは、ボブが中型犬以上の活発な犬種を好んでいるということ、ツアーに犬を同行させていることも分かった。2001年以降の犬との写真は見つかっていないが、ボブのことだ、おそらく今でも犬と暮らしているだろうと思う。




いつか猫との写真もまとめるね。


【関連記事】







ドラマ「重版出来」とボブ・ディランの意外な関係

Posted on 2016年4月26日火曜日


先日、テレビで『重版出来』という新ドラマを横目で見ていたら、冒頭のシーンで馴染みのあるメロディが流れた。
私はすぐに画面を凝視してしまった。ボブの歌のメロディにそっくりだったのだ。
すぐにこれは「風に吹かれて」のアレンジだと気付いた。

「風に吹かれて」は頻繁に、節操もなく日本のテレビで使われてるし、ボブは絶賛ジャパンツアー中。
なんの不思議もない(ことも無いが)。
でもその曲はすぐ珍妙な展開で全く別の曲になっていった。

ネットで調べてみると、どうやらユニコーンの「エコー」という曲で、ドラマの主題歌であると分かった。
ドラマを最後まで見ると、大団円すると同時に主題歌が流れてきた。
クリソツなのは最初のAメロだけ。
最初は嫌でも日本語歌詞で歌われた「風に吹かれて」かと思ってしまうレベル。
しかしすぐに別の曲だと分かる。

分かったところでなんだか腑に落ちないのは、どんな意図でその曲に「風に吹かれて」のメロディラインが使われているのか全く不明だからだ。「風に吹かれて」っぽい曲でもないし、ボブ・ディランっぽい曲でもないし。

まーでも、ボブの曲自体、元ネタがあるのだ。
ボブはサンプリングが好きだし、フォークはそもそも伝承や黒人霊歌から作られてきた。
ボブは長く曲作りにその手法を取り入れ(というか開き直り)、数々のパクリ名曲を生み出してきた。「風に吹かれて」はその一つに過ぎない。


「そのひとつに過ぎないのです!」

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4/12のライブレポ in 大阪フェスティバルホール③

Posted on 2016年4月19日火曜日


九州で被災された方にお悔やみとお見舞いを申し上げます。
幸いにも、私の祖父母、親戚、猫たち、友人は怪我もなく無事でした。揺れが減りテレビで報道される頻度も減ってきました。しかし被災された方々の震災は、これからが本番とも言えるでしょう。物資、避難所のプライバシー確保、片付け、家の再建などは多くの助けがなければ達成されません。
安心して暮らせる日々が一刻も早く戻るよう、日本全国で支援していかなければと思います。

◇◇◇

今回もライブレポです。

①グッズ編②前半の続きになります。

一曲一曲、本当に覚えてるのかって?
いやー、正直覚えてないですよ。笑
だから覚えてることだけ書いてます。その間に気づいたこととか、思い出したこととか。
もちろんメモとか取ってないから、勘違いもあるかもしれません。
ボブが何回飲み物を飲んだか、とかね。

それでは後半戦にお付き合いくださいm(*_ _)m

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4/12のライブレポ in 大阪フェスティバルホール②

Posted on 2016年4月18日月曜日

熊本地震で被災された九州の方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。

私にも熊本に住む祖父母、親戚、福岡に住む友人らがおります。
一刻も早く復旧し平穏な日々が戻るよう、私も遠くからですができるだけ支援していきたいと思います。


さて、今回はライブレポ①の続きです。
前回はグッズの話で終わってしまったので、今日はちゃんと楽曲のレポをやります。

一昨日は名古屋、明日からまた東京、そして千秋楽は横浜と、まだ8公演も残っています。
これからライブへ行かれる方へボブとバンドの世界観を堪能するための一助になれば。
(これからのコンサート日程はオフィシャルサイトで)


4月12日@大阪フェスティバルホール②


最初に、この日のボブを見て私が何を感じたか、言っておこう。

このライブはもはやボブ・ディランのライブではない。
ボブ・ディランという男がボーカルを務めるひとつのロックバンドのライブなんだ!

ってことだ。

全ては2012年頃まではボブが続けていた「日替わりセットリスト」をやめたところから始まっていると思う。
「日替わりセットリスト」というのは一見すると凄いことなのだが(楽曲が無数にあるから)、いわばそれは「昔のヒットソングを歌う往年の名歌手」がすることであり、ボブ自身が自分の存在について迷っていたことの証拠でもあったかもしれない。
自分は往年の歌手か、それとも現役か、と。

これは私が連れとライブの後で歩きながら話したことだが、「ボブ・ディラン&ヒズ・バンド」という「バンド」はひとつの世界観を作ることに成功し、もはや「ボブ・ディラン」を表現しているわけではないのではないか、ということだ。
固定リストに文句を言うのはもうやめようと思う(でもやっぱり3年も同じ曲を歌うなんてクレイジーだと思う)。

この夜のライブはそこまでたどり着くことができたライブであったし、なによりボブとバンドマンたちの演奏にすっかり納得してしまったからだ。

そういえば、ボブはその昔グレイトフル・デッドに入ろうとしていたが(笑)、バンドで音を作り上げることに憧れていたのだろうか。
それはすでに達成されたと思う。


具体的な楽曲レビューは以下。
まずはこの日のセットリストから。


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4/12のライブレポ in 大阪フェスティバルホール①

Posted on 2016年4月15日金曜日


先日4月12日、大阪フェスティバルホールでボブ・ディランさんを拝んできました。
はぁ…ありがたやありがたや。

ってなわけで今回はライブレポです!

日記調です!!


4月12日@大阪フェスティバルホール

今回足を運んだのは大阪公演の二日目。

私にとっては5回目のボブだ。
2010年に2回、2014年に2回、ボブのライブに行った。
しかし今回はこの日のチケットしか取っていない。
理由は言わずもがな。
チケットがバカ高いからだ。

このチケットの値段はあり得ないと思う。
これでは若い人がボブ・ディランを見に来れないではないか。
実際、会場の平均年齢は高かった。ライブハウスで行われたときには一定数いた若者(2、30代)が極端に少ないのだ。今回はみんなが「座れる」おかげで足腰に不安を覚えるファンたちが集えたのは喜ばしいことだが、若者が来ていないのは値段が「高い」からに他ならない。こんな理由で「ボブ・ディラン」を若い人たちに見てもらえないなんて、もったいないとしか思えない。
いくらレジェンドとはいえ、東京ドームのストーンズが18,000円だったわけだから(うろ覚え)、バンド人数や会場規模のこと考えたら、やっぱり高くないか?

私も昨年から腰を痛めていたので、今回のホール開催はありがたかった。
今ライブハウスのスタンディングで見ろと言われるのはかなりキツイ。諦めたかもしれない。
ボブ・ディランを長く追いかけているファンなら、中年はもちろん、ボブぐらいの年の人も多い。会場にはボブより年上だろうと思われる人もいた。車椅子で来ている人も多く、一階真ん中の通路には専用台が設置されていた。劇場の車椅子専用スペースというのはよく隅にあったり、前過ぎる場所にあったりするが、あそこなら演奏も快適に見えただろう。

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マール・ハガード死去

Posted on 2016年4月8日金曜日


ボブ・ディランが来日中です。
東京三日目のセットリストは二日目と全く同じ。

4月6日はこれまでの三日間の中でベストと言ってる人がいた。
連日変わらず出来がいいのは Duquesne WhistleMelancholy MoodPay In Blood の5〜7曲目のようだ。
「4日の Duquesne Whistle が最高」という感想や、5日のショーでは曲と曲の間でドリンクを飲むことが多かったらしく「病気じゃないよね?」と心配する声、「ディランの声はセンセーショナルだがこのセットリストは100回聞いた(※固定リストのことですね)」とがっかりする人と、印象は様々だ。

さて、あなたのディランは?

次の公演は4月9日宮城。




6日、カントリー界の伝説マール・ハガードが亡くなった。死因は肺炎による合併症。
79歳の誕生日だった。

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ボブ・ディラン TOKYO DAY2

Posted on 2016年4月6日水曜日


「今日のボブ」ならぬ「昨夜のボブ」になっちゃってるけど、頑張って更新しますよ。

初日のボブ
今回は東京公演二日目のセットリストを見ながら、曲についても少しだけ解説したい。
というのも、やはりボブのコンサートに行って感想をつぶやく人が動揺を隠しきれていないから。まぁ、ボブの生歌聞いて動揺するなという方がおかしいのかもしれないけど。

拾った情報によると、声はかなり出てるらしい。
いつものしゃがれ声には違いないが、アルバム「Shadows in the Night」の声のように艶っぽく、かつ張りがあるのだと推測する(昨秋のヨーロッパツアーのときの感じだと嬉しい。肝心の音はもうネットにアップされているけど自分がライブに行くまでは聞かないことにしているので未確認です)。
「Shadows in the Night」のクルーナー(抑えた感じで歌うこと)も新鮮で良かったが、対して次作「Fallen Angels」は明るめの選曲でアップテンポなものになる可能性もあり、非常に楽しみである。


さて昨夜のボブは…


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2016年、最初のセットリスト!


4月4日の昨日、遂に2016年のネバーエンディングツアーが始まった。

1978年に武道館でライブを行ってから38年。
2年前に来たばかりとはいえホールでのツアーは15年ぶり。年齢的にも「最後」になるんじゃないか、なんていろんなところで言われてる。まぁ、前もみんなそう言ってた。まさか2年後にまた来てくれるとは思ってなかったからね。


1978年武道館ライブの告知。安い!安いぞ!

昔の広告は味があっていい。
週間漫画雑誌の巻末のような色合いもいいし、なによりキャッチがいい。

今世紀最大のアーティスト

30代後半だったこの頃、すでに神と言わんばかりに破天荒なステージで我々愚民を翻弄していたボブ。
今もまだその勢いは衰えない。
というか、昔から変わらず観客を翻弄してくる。

前置きが長くなってしまった。

さて世界が注目した2016年最初のセットリストは…

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フォールンエンジェルって何

Posted on 2016年4月4日月曜日


1年ぶりのブログ記事です。
いろいろあった。
1年前は完全夜型、昼夜逆転のエキセントリックな暮らしをしていたのだが、今はそばに犬がいる。最近は朝夕の散歩が毎日の日課。夜中のサッカーはなかなか見れない。犬のオヤツはまず食べてみる。フードは極力良いのを買う。
そんなワンライフの話は置いといて…

今夜からボブのジャパンツアーが開幕ですよ!!!!!!!!!
(2016年4月4日現在)

二年前と同様、世界が注目するのは「2016年最初のセットリスト」!

その前に簡単に2015年を振り返っておきたいと思います。2015年は私も全体をよく把握していないので。

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2015年7月半ばまでのボブ

Posted on 2015年4月15日水曜日

 お久しぶり…。

 昨秋からブログが停滞しがちなのは個人的な事情で忙しいからだが、先週何もできなかったのは風邪で寝込んでいたからだ。
 三日寝たら普通は治りそうなものなのに、熱は下がらないし喉は痛いし、外せない用事があって無理やり外出したりしたものだから、余計に長引き、未だに咳が止まらず胸が苦しい。そんな苦しみなど他人は知る由も無いはずなのだが、面白いのは自分がベッドから出て話せるようになってから、まるで待ってたかのように方々から電話がかかってきたことだ。

 などという私の話はともかく、ボブ・ディランの今年のツアーがさっそく始まっている。
 寝込んでる間に始まってしまったのだ。別にいいけど。
 しかし季節柄、ボブも風邪には気をつけてもらいたいものだ。
 ボブの健康の秘密、元気の秘密はなんなのだろう。グルコサミンかセサミンか、や◯やのニンニク卵黄か。通販番組にボブが出てたらそれがどんな個人の感想でも私はそれを買うだろう。


 ポスター、かっこいいね。


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That Lucky Old Sun

Posted on 2015年2月21日土曜日

 That Lucky Old Sun

 ボブ・ディランの新譜「シャドウズ・イン・ザ・ナイト」にあって唯一の「昼」の曲。
 私には太陽が照りつける中、荒れ果てた畑で一人働くお年寄りがイメージされるんだが、果たして合ってるんだろうか。

 まずはこの曲の簡単な情報から。

 「ザット・ラッキー・オールド・サン (That Lucky Old Sun)」は1949年のポピュラーソング。
 ビーズリー・スミス作曲、ヘイヴン・ガレスビー作詞。
 作詞家のヘイヴン・ガレスビーは誰でも知ってるあの曲「Santa Claus Is Coming To Town (サンタが町にやってくる)」を作曲した人物である。
 もうスタンダードを超えて聖書レベルに古くから存在してる曲だろうと思ってたら、作ったのは最近の人だった(当たり前)。
 That Lucky Old Sun も同じように古くからあるような雰囲気がすごい。この時代から語り継がれている曲というのは現代を生きる私にとってみればすでに神話に近いのかもしれない。

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Shadows in the Night

Posted on 2015年2月15日日曜日


 ついにボブ・ディランの新譜「シャドウズ・イン・ザ・ナイト」が出た。
 発売日から早10日。世界中で絶賛され、英国ではアルバム・チャート初登場第一位を獲得。
 アルバム発売の直前には AARP(米国退職者協会)の雑誌で自身の宣伝…じゃなくて雇用の問題について鋭く切り込んでみたり、AARP会員にCDをばら撒いてみたりやりたい放題(この一連の活動はAARP側の宣伝なのだと思うんだが)。
 忙しくしておられるな〜、と思ったのもつかの間、毎年グラミー賞授賞式の前に行われるMusiCares Person Of the Yearには我らがボブが選ばれ盛大なトリビュートライブが催された。
 そのとき話題になったのはボブのスピーチ。原稿用紙片手に昔話と愚痴を言ってたら、10分のはずのスピーチは40分に!!!
 これこそ生で語られる貴重な音楽史だと翌日には伝説化(早っ!!)。
 残念ながら今のところボブのフルスピーチを見ることはできないが、グラミーの公式やYoutubeなどでその模様をわずかに見ることはできる。だがもしボブのスピーチの全容がどこかに出回ってるなら、知ってる人はどうか教えて欲しい。

 ボブのスピーチ全文はこちら→ボブのスピーチ
 日本語訳はソニーの公式に掲載されている→ボブのスピーチ(日本語)

10分で終わらせる気、絶対ねぇな
 そんなこんなでボブの新譜の影が薄くなったかって?
 まさか。
 「シャドウズ・イン・ザ・ナイト」は期待を裏切らない超傑作だった。

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偽ボブによろしく

Posted on 2015年1月23日金曜日

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
2015年も本ブログ「今日のボブ」とボブ・ディランをどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて新年一発目の話題は、一年前のアレについて。

コレ。

誰これ?って思う人、いると思う。
いるよね?

これは一年前の、2014年2月2日スーパーボウルのハーフタイムで流されたクライスラー200のCMに出演したボブ・ディラン。
あくまで「クライスラーのCMに出演したボブ・ディラン」であって「ボブ・ディラン」ではない、と私は信じている。
この映像に映るボブ風の男についての憶測は世界中でひっそりと飛び交っていた。
私のようなしつこい人間とは逆に「化粧のしすぎ」「ライトの当てすぎ」「ヒゲを剃ったから」「髪を染めたから」と適当に(もしくは頑張って)受け流すファンも大勢いて、日本では後者が圧倒的多数だったようだ。

替え玉?ありえない!

そう思ってか、替え玉説を唱える人は実はそう多くない。
私もCMを何度か見てはどこか納得できるところに着地しようとしたのだが、見れば見るほど最初の「誰これ?」感は増すばかり。

さぁ、ここらでハッキリさせようではないか。
いざ真実の探求に、共に踏み出そう。

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日本よ、これがボブだ 完訳

Posted on 2014年12月22日月曜日


キ・キターーーーーーーーー(゚∀゚)!!!!!

11月23日、フィラデルフィアで行われたボブのプライベートライブの一部が先日YouTubeで公開された。
ここ数年のボブ・ディランのライブ映像が公式で出ることは極めて稀である。
だから「ボブ・ディラン?あーあの伝説の。え?まだ活動してんの?」とか思ってる人はライブDVDとか出ないからとにかくこいつをチェケラ!!!
最新のボブ・ディランだからね!

ボブのライブはスウェーデンの「普段はみんなで一緒にやることを一人でやったらどうなるの?楽しいの?」という謎プロジェクト「エクスペリメント・エンサム」の一環で行われた。
さぁ貴重なボブの一挙一動をじっくり見て欲しい!!!!

と言ってもメインはフレドリク・ウィキングソンだけどな。


※ボブの登場は4分50秒あたりから。

今回は英語字幕が付いていたから内容の和訳に挑戦した。
意訳、誤訳の嵐だろうけど、私の英語学習に付き合ったつもりで適当に読んどいてください。

この映像の公開と同時に不確かだったセットリストも明らかに。
リストは後半で。

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フレドリク・ウィキングソンという男②

Posted on 2014年11月30日日曜日

前回のポストの続きをしよう。

11月23日、フィラデルフィアで行われたボブのライブはプライベート仕様で行われた。
観客は一人。
男の名はフレドリク・ウィキングソン。41歳(↑ 写真ちょっと若いな)
スウェーデンのTVパーソナリティ兼ライターだ。
上の写真の奥に写っているのは彼の相方、フィリップ・ハマー。
二人でTV番組を執筆したり番組ホストを務めたりしているらしい。

ではなぜ彼がボブ・ディランのライブを一人で聴いたりすることができるのだろうか。

一応言っとくけど私は英語も苦手だが、当然スウェーデン語など読めないのであって、情報は曖昧だったり誤解している部分があるかもしれない。
毎回そうだが、今回は特にその点をご了承いただきたい。

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フレドリク・ウィキングソンという男①

Posted on 2014年11月29日土曜日


2014年11月23日、フィラデルフィアで行われたボブ・ディランのライブの観客はたった一人だった。
ステージを見つめ涙ぐむ男。
この男こそフレドリク・ウィキングソンである。

知らんよ。
誰だよ。

世界中のファンが「なに様だこいつ」という気分にさせられたこの事件。
いまいちピンとこないんだが、とあるプロジェクトの一環だったらしい。

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Stay With Me

Posted on 2014年11月5日水曜日

やぁ、久しぶり。三ヶ月ぶりだね。

最新の投稿がなかなかポストされないので、早速ブログに飽きたのか、でなければ死んだと思われていたと思う。
実は私は飽きたのでも死んだのでもなくて、生死の境を彷徨っていてブログなんて書いてる暇がなかったのだ。
人生にはしばしばそういうことがある。
それでもなんとかボブの動向は追っていて、落ち着いたらオーストラリア&ニュージーランドツアーをまとめようと思っていたのだが…なかなかそんな日が来ない!
忙しくしていたらいつの間にか9月も終わり、日没が早くなり、夕方になるともう涼しいな…秋だな…、なんて思ってたらアメリカツアーが始まってしまった。
それでもボブは相変わらずの「ボブ・ディラン」ぶり。
ボブのお気に入り『Tempest』を中心とした固定リストツアーを続けていて、夏のツアー同様、あえて書くほどのことは起こっていなかった。
そんな変わらぬボブのセットリストを見て、息も絶え絶えの私はちょっとだけホッとしていた。
あんなに固定リストに文句を言っていたのに、何一つ変わらずツアーを、しかも固定リストを続けているボブに、何度安心させられたことか。
変わらぬボブ・ディランがそこにいる。元気なボブ・ディランがそこにいる。
ボブよ、ありがとう。
ボブが8月から10月の半ばまで変動なしの固定リストを続けてくれていたのは、そんな私のためだったのだね(勝手)。その証拠に、やっとこさ落ち着いたのでブログなど書こうかな、なんて思ったら、途端にボブは固定リストに爆弾投下してきたんだ。

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そんな曲知らない

Posted on 2014年8月11日月曜日


先々月のことだ。
温泉旅館のカラオケボックスで謎の曲を発見した。

歌手名:ボブ・ディラン
曲名:Jackie [ジャッキー]

何だコレ。

カラオケでボブ・ディランなど、周囲の盛り上がりもイマイチなら自分の歌の出来もイマイチときて歌いにくいことこの上ないのだが、それでもどんな曲が入ってるのかと検索することがある。

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我が道を行く

Posted on 2014年7月15日火曜日

ブラジルワールドカップが終わってしまった。
ピッチの内外で様々なことが起こり、善くも悪くも充実した大会だったと思う。
私はオランダの初優勝を希望していたので、結果は残念でならないが…。
三位決定戦には勝利したが結果には満足できなかったのだろう。ロッベンが試合後のインタビューで「全てを出し切った」と叫ぶように答えるその口調は衝撃的だった。この怒りのパワーをどこに放出すれば良いのか分からず、勢い余ってまた走り出してしまうのではないかとハラハラした。
大会後半に調子を落としてしまったメッシよりも、チームに貢献しながらもその類い希ない才能でスタジアムを湧かせたロッベンの方が断然ゴールデンボール(MVP)に相応しいと思うのだが…。

さてそんな複雑な想いで終わってしまった大会だったが、我らがボブも負けずと複雑だった。

スウプスク(ポーランド)公演後、ドイツ、デンマークと固定リストで3公演を終えたボブがノルウェイ2公演で放ってきたセットリストが興味深い。

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